👤「近年のニール フィンは何を思うのか」CROWDED HOUSE
「近年のニール フィンは何を思うのか」CROWDED HOUSE
小学生の頃に初めて買ったアルバム(もちろんレコード盤)が
[CROWDED HOUSE / CROWDED HOUSE] だった。

1986年にリリースされたにもかかわらず、いま聴いても古びない愛するべきアルバムのひとつである。
(彼らのアルバムはどれも良いのだが、2007年のTime On Earth あたりまでが、私の大好きな彼らの曲が多く含まれている)
※ 私が思うに、日本でCrowded Houseを詳しく知っているファンは中々いないと思う。笑
何故なら、今まで彼らのコアなファンに出会ったことが無いから。
もし、彼らの熱狂的なファンやサポーターがいたらぜひともコメントお待ちしております。
彼らのアルバムについては、また時間がある時に語りたいのだが、
初のnote投稿記事はタイトルの通り、人生の後期に入り、円熟したニールフィンの想いを考察していきたいと思う。
「近年のニール フィンは何を思うのか」
──これは、彼の音楽人生全体を見つめ直すような問いであり、いまのニール(2020年代半ばの彼)は、「静かな成熟」と「家族と音楽の融合」というテーマに包まれているだろう。
🎵 1. 音楽家としての円熟
Crowded Houseを再結成し、息子のリアムやエルロイと共に活動している現在のニールは、「家族」という存在を音楽の中心に置くようになった。
若いころのようにヒットチャートを意識するよりも、「人生の記録として音を残す」という姿勢が感じられる。
インタビューではこんな趣旨の発言をしている:
「I don’t dwell on the old records. After I finish a record, I seldom listen to it.」
過去のレコードや曲にこだわらないんだ。一度作り終えると、自分の作品を聴き返すことはほとんどない。
「We try and make a sound that is the sum total of our personalities.」
僕たちは、自分たちの個性すべてを合わせた“音”を作ろうとしているんだ。
(=個々の性格・感性を全部まとめたものがバンドのサウンドになる、という意味)
「It’s not just about our career anymore. It feels like something more.」
もう“仕事”とか“キャリア”だけの話じゃない。もっと深い何かに感じているんだ。(=音楽活動が単なる職業以上の大切な存在になっているというニュアンス)
ここでは「音楽=自分たちのキャリア」から「音楽=自分たちの生き方・家族・関係性」という広がりへ変化していることが語られている。
つまり晩年の彼は、創造の喜びそのものを純粋に味わっているのだ。
🌏 2. 世界を見つめるまなざし
ニュージーランドという小さな国から世界に羽ばたいた彼は、いまや地球全体を“ひとつの家”として見ているようにも感じられる。
近年の歌詞には環境問題や人間の孤独、時間の儚さといった普遍的なテーマが多く、「人としてどう生きるか」を穏やかに問いかけている。
たとえば “To the Island” や “Whatever You Want” などには、「どこにいようと、自分の真実を失わないで」という哲学的なメッセージが込められている。
🎶 3. ソングライターとして
若き日のニールが書いた「Don’t Dream It’s Over」や「Fall at Your Feet」は
“希望と不安の狭間”に立つ若者の歌でした。
しかし晩年の彼の曲は、「もう抗わなくてもいい」という静かな受容のトーンに変わっています。
彼は今、
「音楽は終わらない。自分が消えても、歌は流れ続ける」という確信を持っているようだ。
つまり“近年のニール・フィン”は、これまで以上に、音楽そのものと一体化して生きている人になったのだと思う。

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